とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

朝令暮改(ちょうれいぼかい)〜2

とーとです。なにも語ることはありません。

 

今日はここまで。

 

 

と言った先から、やっぱり少し書くね!

 

というのが朝令暮改(ちょうれいぼかい)だと思います。

 

とーとは、会社の事務をやっている。

毎日机に向かって、計算したり、書類を作ったり、電話を受けたりしている。

なので、仕事上のおつきあいの世界はとても狭い。かえって、それが楽だったりする。

 

とーとに指示を出す上司は、あちこち飛び回り、いろんな人と出会い、情報交換している。

時代の変化にとても敏感で、それをビジネスにどう活かすかを考えている。

だから、朝に出た指示が、夕方に変わるのはしょっちゅうのことだ。

本当に節操もなく、よくも、変わり身が早いなあと思う。

 

インターネットなどで、いろんな記事をみても、変化のスピードの速い現代では、朝令暮改では追いつかない。朝令昼改でも遅いくらいだなどということになっている。

 

英語は嫌いだが、グローバル化が進み、地球はどんどん狭くなっている。

投資の世界などでも、実際にことが起きる前に、こうなりそうだという憶測で相場というものが変動している。そのスピードは、まさに秒単位の勝負の世界だと聞いたことがある。

 

だから、ひとつの道として、スピード重視でやる方法がある。

ただ、これは、指示を出される側にとっては、とてもしんどい話になる。

せめて、「こういうことで、こう変える」という説明がされればいいんだが、上司は、自分が頭がいいためか、逆に忘れっぽいのか、あまり説明なしで、いきなりものごとを放り込んでくるから腹がたつ。

報告、連絡、相談は、スピードの時代にこそ必要だと思うんだけどなあ。

 

別の道もある。

あえて、変えない。

時代はめぐり、回帰する。

数年前のブームが再来したりする。

変わらないものが、喜ばれたり、かたくなに、何代も続く伝統を守ってやっていることが重宝される。

信念を持って、「いいものはいい」と、時代の流れに取り残されたようにみえても、守り続けて行く。現代には、それも大きな価値を持つ。

 

朝令暮改であっても、何も変えなくても、それが本物であるかどうかが分かれ目なんだと思う。

 

「何が本物か」わかればなにも苦労はないけど。

 

朝令暮改で仕方ないけど、せめて、説明と相談はしてください、社長!

 

今日はここまで。