騎虎之勢(きこのいきおい)〜2
とーとです。
たまっていた疲れがとれません。
おきあがるのがつらいです。
このブログのアクセスを見ると、とても不思議な現象が起きています。
時にアクセスがない日があります。
急に、20から30のアクセスがある日があります。
こんなブログを、家族以外にのぞいてくれる人がいるのが今になってみると、とてもふしぎです。
君が、1日30回アクセスしているわけではないことは確認済みです。
だから、見ず知らずの、訪問してくださる方がいるのでしょうねえ。
こころから、ありがとうござます。
いつ打ち切るかわかりませんが、もう少し続けます。
さて、「騎虎の勢」について、話をもどそうかな。
シーザーがルビコン川を渡る時「賽は投げられた」と言ったのは有名な話。
一旦流れに乗ってしまうと、もう後戻りはできない。途中で降りられない。
この故事成語は、権力というものを、虎にたとえている。
乗っているうちは、当たるところ敵なしである。少しくらいの難しいことも、力技でねじ伏せられる。
しかし、一旦、その権力から離れると、別の権力に文字通り「食べられてしまう」
権力は魔物と言われ、その魅力にとりつかれる人も多い。他の人にできない多くのことが可能になる世界。しかし、ある時に、権力から離れた自分が、いかに裁かれるかを考えると、恐ろしくて、権力を手放せなくなる。みっともないほど、地位にしがみつく態度を見せる人がいるのは、欲よりも、恐れなのかもしれない。
韓国の歴代大統領は、そのいい見本かもしれない。
「朴槿恵」 権力の不正濫用で、懲役24年。
「李明博」 政治資金不正使用疑惑。
「金大中」 子供が不正蓄財容疑で逮捕。
「金泳三」 子供があっせん収賄、脱税で逮捕。
「盧泰愚」 不正蓄財。
「崔圭夏」 ただの飾りなので無難だった。
「朴正煕」 暗殺された。
「尹潽善 」朴正煕にクーデターを起こされる。めげずに政治活動を続けた。
「李承晩」 デモによりハワイ亡命。
調べて笑えた。
ただ、現在では、権力の中心にいること自体がターゲットにされて、足元をすくわれる時代になってきているようにも思うけど。
権力に媚びながら、反感をもつ。
人はそういうものなのかもしれないね。
力を持った時こそ、大いに人はそれを恐れ、今まで以上に、へりくだり、謙虚にならなければ、晩節を全うすることは難しいと、中国の歴史も教えてくれている。
さてさて、
きょうはここまで。