とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

跖狗吠堯(せきくはいぎょう)〜1

とーとです。

 

寂しくて、気の狂いそうな季節です。

 

 

前回、助六寿司(すけろくずし)の由来の話をしたけど、苗字も洒落が多かったりする。

 

「九」と書いて「いちじく」と読む苗字の人がいる。

一文字で九と読めるから「一字九」「いちじく」と読まれるようになったそうだ。

 

「空」と書いて「きのした」さん。

「空」は音読みで「くう」

「く」は五十音の「き」の次に来るから「きの下」で「きのした」さん。

 

他にも

「月見里」と書いて、山がなくて月がよく見えるから「やまなし」さん。

とか、

「小鳥遊」と書いて、小鳥を襲う「鷹」がいないから「たかなし」さん。

とか、いろいろと、ひねった苗字の人がいる。

 

「長谷川」という苗字は結構ポピュラーで、疑いもなくみんな「はせがわ」さんと呼んでいるけど、どうして「ながたにがわ」としか読めないのに「はせがわ」と読むのか不思議だよね。

これは、古い歴史があって、和歌の「枕詞(まくらことば)」に由来しているらしい。

説明は複雑になるから省略するけど、興味があったら、調べてみてね。

 

「キラキラネーム」もかなり流行した。

昔、自分の子供に「悪魔」と名付けようとして、役所で断られ、話題になったこともあった。

名前と、その読み方については、次回話すことにする。

 

 

さて、本題の、「跖狗吠堯(せきくはいぎょう)」について少し説明する。

 

「跖(せき)」というのは、「盗跖(とうせき)」という人の名前。

中国の、大泥棒の代名詞になる人だ。

 

「尭(ぎょう)」とういのも人の名前。

中国では、聖人として尊敬されている。

 

大泥棒の飼い犬が、聖人に吠えかかった。

そういう内容だ。

 

「盗跖の犬は尭に吠ゆ(とうせきのいぬはぎょうにほゆ)」とも言われる。

 

これが、「韓信(かんしん)」シリーズにどうかかわるのかは、次回にする。

 

毎度のことながら、熱を出して、1日半ほど、仕事を休んでしまい、やっとこ起き上がったところで、しなければならないことがいろいろあるが、手につかず、結局ブログの下書きを始めたが、力尽きてしまった。

 

本題の話が不十分なところで切ってしまって申し訳ないけど、再び寝る!

 

韓信(かんしん)」シリーズはこの編で一応しめるつもり。

でも、まだまだ故事成語はたくさんある。

もう少しおつきあいのほどを。

 

おやすみなさい。

今日はここまで。