跖狗吠尭(せきくはくぎょう)〜3
とーとです。
季節の変わり目は、私の病気には、よろしくありません。
苦しくて、食事が満足に取れない。
横になると、眠ってしまう。
気力がわかない。
大切な人を喪ったことで、生活のリズムが変わり、それまでの疲れがふきだしたように思います。
寝れば治る!ということで、ブログ作成をさぼり、休養につとめています。
おかげで、書きためたストックがなくなってきました。
でも、あせらない。
1日おきの投稿が、2日おきになっても、3日おきになってもいいじゃないか。
「にんげんだもの」
張りつめていました。これから、もっと、軽い気持ちでやりますよ。
さて、名前の話をまた少しする。
なんか、故事成語よりこっちの方が主題になってきたみたい。
「キラキラネーム」が流行した。
今でも、どうやったらそう読めるのかわからないような名前をつける人がまだいるだろうね。
成人して、社会に出てから、取引先に名刺を出しても、ふりがなをふらないと、わからない。
インパクトはあるのだろうが、最近は、本人が少し卑屈になってしまって、
「読めないでしょ。キラキラネームというやつなんですよ」
などと、自己紹介したりもするらしい。
賛否両論あるね。
親が、真剣にその子供のために、祈りを込めてつけてくれたのであるば、読みにくくても、大事にすることだね。
生まれた名前を役所に届け出ると、「戸籍」というものに記入される。
戸籍にはふりがなはない。
名前に使える文字と、使えない文字は法律で決まっているが、どう発音するかの制限はない。
だから、「キラキラネーム」が許される。
Wikipediaで検索したら「黄熊」で「ぷう」が1位だった。
2位は「今鹿」で「なうしか」
少しデータは古いようだが、よく考えたなあと感心する。
名付けられた当人はどう思うかは、それぞれだろう。
もともと、日本人は、漢字のよみかたについて、おおらかなところがある。
外国からの輸入品を、自分たちの使い勝手の良いように改良してしまうことに長けた民族だ。
まず、「音読み」「訓読み」があるね。
「水」は「すい」と中国の読み方を伝えるものと、「みず」と日本の読み方に置き換えたものがある。
「音読み」も「呉音(ごおん)」と「漢音(かんおん)」それに「唐音(とうおん)」があるみたい。
「利益」を「りえき」と読んだり「りやく」と読んだりするのがそれだ。
そんなこんなで、ひとつの漢字にさまざまな読み方がある状態になった。
外国語も混ぜ込んで「キラキラネーム」が生まれたのだろう。
読み方は、住民票には記載されることが多い。役所の取り扱いにもよるが、名前自体を変えるのではなく、読み方を変えるのであれば、変更が比較的容易だとは聞いている。
次回は、名前の変更(改名)について話そうかな。
さて、本題の「盗跖の犬は尭に吠ゆ」解説を少ししようと思ったら、文字数が1000文字を越えた。
規定投球回数をこえたので、今回は、本題省略。
ズルをします。
詐欺罪で訴えないでください。
今日はここまで。