鶏口牛後(けこうぎゅうご)〜2
とーとです。気分の浮き沈みが激しいです。
自分が主人公。
これが、なかなかむずかしい。というか、とーとは全くできていないと前回話したよね。
鶏口牛後という話についてまたもずいぶん外れるが、政治のことに少しふれたい。
君も、いずれ、選挙の投票にいく歳になる。
学級委員など代表を選ぶ投票をすでにしているから、「まあ、選挙とはこんなもんだろう」と察しはしているだろうが、選ぶだけ選んでおいて、委員長になった人に、非協力的な態度をとったりしてこなかったかい?
今の日本の選挙も、自分たちの代表を選ぶ投票をしていても、「政治家は影で汚いことをして、お金を儲けている人」みたいなイメージを持っている人がかなりいると思うんだど。
中には、投票に行かない人もいる。
選挙で誰に投票するかについても、「なんとなくいい人そうだから」「選挙の宣伝カーが何度もやって来て熱心そうだから」みたいな理由が多かったりもする。
毎日の自分の生活だけで精一杯で、投票したら、その人が、どんな政治活動をして来たのか、見ているゆとりなどない。そもそも、政治の世界など、難しすぎてわからないから、なんとなく大丈夫そうな人にまかせておこう。とーとなんかも、そう思ってしまう。
そもそも、選ばられる人は、選挙の時だけでなく、日頃から、自分のやろうとしていること、やって来たことを、みんなにわかりやすく説明していかなくてはならないのに、その努力が、全くではないにせよ、少ないようにとーとは感じている。
選挙に出る人は、得票は欲しいだろうが、別に、こびなくても良いと思う。自分の信念をみんなにぶつけて、みんなを共感させる力のあるそんな人が必要だろうなあ。
国の偉い人が政治をするから、難しいことは考えない。だけど、今の世の中への不満は爆発しそうに抱えている。とーともそんな中の一人だ。
これこそが「牛後」牛のおしり。だと思うよ。
みんなが、一票を持った「鶏口」にわとりの頭であることを自覚しなくてはいけないのだなあ。
とーとは、このブログで、特定の政党や政治家の批判をするつもりは全くない。
それぞれの考えで、国のために一生懸命働いてくれている人が多いのだと信じている。ただ、厳しい駆け引きや、裏表のある世界では、きれいごとばかりも言っていられないのも、実社会である程度生きていると見えてくる話ではあるのだよ。
それを、批判的に思う時期が、君にもやってくる。
それから、どう変わっていくかは君次第だ。
次々と、新しい流れはやって来ている。
「世の中を変えて行くのは自分たちなのだ」という自覚が、主流になっていゆく時代がやって来ているのかもしれない。
期待を込めて
今日はここまで。