とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

隗より始めよ(かいよりはじめよ)〜2

とーとだよ。調子はどうかな。

 

前回は説明だけで終わったね。

ふーん。と思って終わるのも悪くないけどこういう話について感じたことを話すのが大切なのだと思うのだよね。別にうんちくをひけらかすために君に語っているわけではないのだから。

 

身近な人物から優遇するのは、当時の人材募集の広告としてはとても有効だった。

本当の問題は、集まってきた人を、どう評価して採用不採用を決めるか、しっかりとした見極める目が必要だということ。型にはまった、一定の試験問題があったわけでもないから、よほど人物を見極める力がないと、そんなに能力もなかったり、口先だけの人を採用しても仕方ないのだよね。

そこまで、考えて実行し、人材を得ることができたのだから、試験官として、王様や郭隗は優秀だったということだね。実はそこがすごかったんだろうと思う。

なににせよ、最後は、人を見極める力が必要となる。知識だけの話でないから難しい。やはり、多くの人と会って、経験を深めてゆくしかないんだろうね。

 

君が、だれかと、友だちとして付き合うならば、気が合うかどうかだけだから、そんなに肩肘張らなくていいんだよ。

 

単純に思うのは、その時代に生きた人の感じ方の特徴が出ているなととーとは思う。この時代だから成功したような気がする。

今ならどうだろう。

社長が、優秀な人材を集めるために、たいしてすごくもない人を厚遇で雇ったとして、優秀な社員が集まるだろうか?

想像してみてくださいね。

 

ただ、何かをするときに、前向きに動こうとする力の原動力になる言葉だと思う。ぐずぐずと思い悩んでいることの多いとーととしては、今日、単純に言われている、「手の届くところから始めましょう」というふうにやさしくとらえて、「できることから始めてみる」そんなことで、こんな感じでブログを始めてみたよ。

本来の意味からはずれていいから、まず、目の前の人から優しくしていこう。

きっと、優しい人とたくさん出会えるはずだよ。

 

つまんなかったかな?

まあ、気長につきあってね。

では、今日はこのへんで。