とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

読書亡羊(どくしょぼうよう)〜3

とーとです。くじけそうですね。

 

さて、読書亡羊(どくしょぼうよう)でまだ引っ張ります。

 

前回の、教科書を忘れたことの話、どう考えるだろうか?

 

普通に考えると、「教科書を借りてきて授業を受けなさい」と言った、社会科の先生の方に共感する人が多いんじゃないかと思う。

忘れることもあるさ。にんげんだもの

 

ただね、「教科書を忘れたら、授業はうけられない」そう言った数学の先生の厳しさにも、学ぶ点は多いように思うんだよね。常に、覚悟を持って、真剣に向き合う。それも重要。

スケートの羽生選手が、スケート靴を忘れて会場に行ったなんて話聞いたことないもんね。

 

だから、常に真剣に向き合って、それでも何かしらのハプニングがあったら、あきらめずに、できる限りの手を尽くすことが重要だと思う。

 

そういう話を、ある人にしたら、

「失敗することを前提に、話を組み立てている。そんなことでは、成功することも、成功しなくなってしまう」と叱られた。

 

その時は、そうだなあ。と反省したが、今になって考えると思う事もある。

成功のことだけを考える。

うまくいかない場合のことはイメージしない。

これが、メンタル面での成功の秘訣らしい。

 

いい時代だと思う。

昔なら、戦争で失敗していたら、命がないもんね。

だから、もしもの時に備えて準備をしておくことに意味がないとは言えないような気がするんだけどね。

 

うまくいかなかったら、次にうまくいくように工夫してゆく。これが成功の秘訣だとなにかの本にあったような気がする。

 

交通事故にあったら困るから、起こさないように、あえて保険に入らないなんて人はいないよね。

 

逃げ道を作っておくこと。そんなに悪いことだと、今のとーとには思えないんだけど。

 

異論のある人も多いかもしれない。

しかし、今日はここまで。