漁夫之利(ぎょふのり)〜1
とーとです。もはや言うことはありません。
昔、職場の女性に、結構強気なイケイケみたいな人がいました。
その人に
「あなたは、自分のために地球は回っていると思ってるんじゃない?」
と尋ねたら、
「なに言ってるの。私が地球を回してあげているのよ」
と返されました。
冗談にしても、立派な答えだなあと思います。
アメリカのネイテブの人の中には、自分たちの祈りによって、太陽が昇ってくるのだと考えている人たちがいると聞いたことがあります。自分たちに、とても誇りを持ってるそうです。
いいなあ。
たとえ、このブログへのアクセスがなくても、自分の存在に誇りを持てる。サウイフモノニワタシハナリタイ。
さて、「漁夫之利」に入りましょうか。
貝が口を開けてひなたぼっこをしていた。
そこへ鳥が飛んできて、その肉をつついた。
貝が口をとじたので、鳥のくちばしがはさまれてしまった。
鳥が
「雨がふらなければ、ひからびた貝ができるぞ」と言うと。
貝も
「このままでいると、飢え死にした鳥ができるぞ」
と言い返す。
そこへ、漁師が通りかかって、苦労もなく、鳥と貝を捕まえてしまった。
そう言うお話。
隣の国を攻めようとしていた王様に、
「そんなことをして、戦争している2つの国が疲れてしまったすきに、別の強い国が、両方の国を攻め滅ぼしてしまいますよ」
そう言って、戦争を止めた時の、たとえ話としてとても有名だ。
昔も現代も、もめているところに横から入って、自分の得になるように、ことを運んでてしまうことはよくあることだ。ビジネスの世界でも多分同じなのかもしれない。
今、仕事も、自分のことも、家族のことも忙しくて、考えをまとめている時間がない!
わーわーわー と叫びたくなるこの頃である。
そういうわけで、今日はここまで。