呉越同舟(ごえつどうしゅう)〜1
とーとです。
言葉は生きているのだそうです。
言葉には魂が宿るという、言霊(ことだま)という日本古来の思想もあります。
波動というのもあって、
「バカヤロウ」という言葉をかけた水の氷の結晶と、「愛してるよ」などと言葉をかけた水の氷の結晶をくらべると、その形が全く違うとか、植物にかける言葉によっても、成長が違うとか、色々な実例があるそうです。
自分の潜在意識の中に良い影響を刷り込むためにも、「ありがとう」などという言葉を使い続けるのはいいことなんだろうなあと思います。
かける言葉によって、人は救われます。
逆に傷つきもします。
感情のままに言葉を発するのがいいことなのか、抑えるのはストレスになるのか?
優しい言葉を、発し続けたいですねえ。自分にも。
さて、「呉越同舟(ごえつどうしゅう)」という故事成語だけど、これも、有名な話だよね。
いがみ合っている2つの国の人でも、1つの船に乗っていて、突風に吹かれたら、それまでの憎しみを忘れて、助け合うということだね。
これは、孫子(そんし)の兵法にある言葉だそうだ。
孫子の兵法も有名だね。
孫子は孫武(そんぶ)という人と、その子孫の孫臏(そんびん)という人をまとめて指すらしい。
孫子は、実際の戦争のための方法を分析した研究所ではなく、色々な場面に活かせる思想書になるということで、最近も、色々な本に取り上げられている。
もっとも、応用がきくということは、その思想を活かす人の才能によって左右されるものだから、とーとには、生かせないように思う。マニュアルとは違うのである。
呉越同舟は、どうしたら自分の兵をうまく使うことができるかという質問に答えた一例になっているのは、あまり知られていないかもしれない。
同じ困難を与えられれば、それまでのいきがかりを捨てて。人は助け合う。
言い換えれば、共通の敵を作ってやれば良い。
そんな方法論のようではある。
わけがわからないかもしれないが、続きは次回にする。
今日はここまで。