読書亡羊(どくしょぼうよう)〜1
とーとです。時の経つのは早いですね。
冷やし中華の美味しい季節になりましたが、酸っぱいのが嫌いな君は、相変わらずラーメン食べるんですね。暑いのに。
しかし、とーとの好みを言えば、冷やし中華に、フルーツをのせるのはいただけないなあ。華やかで、にぎやかで、見た目は美しいが、味のバランスがどうにも良くない気がする。
缶詰のさくらんぼや、みかんがどうにも合わないような気はする。
食わず嫌いでなく、食べてみての実感だからね。あくまでも、好みの問題だけど。
さて、今日の故事成語は「書を読みて羊を失う(しょをよみてひつじをうしなう)」です。
中国の故事成語には、家畜として、羊がたくさんでてくるね。豚や牛よりポピュラーな気がする。
羊の番をしていた人がいた。
ある人は、読書に夢中になっていて、うっかり、羊に逃げられてしまった、
別の人は、ばくちに夢中になっていて、羊に逃げられてしまった。
そういう、簡単なお話。
一見、立派なように見える「読書」でも、良くないことの代表のような「ばくち」でも、本来の仕事である羊の番をさぼって、羊に逃げられたことに変わりはない。
枝葉にとらわれて、本質を見る目を惑わされてはいけないという教えだ。
シンプルな話なので、冷やし中華の方が話が長かったが、このへんにしよう。
ちなみに、とーとは、グリンピースが嫌いではないが、カレーに入っていたり、カツ丼の上に乗っかっていたりすると、イラッとして、まず、グリンピースを拾って食べてから、本題に入ることになる。めんどくさい人種だが、食感のバランスがどうも許せない。
多分どーでもいい話だ。
今日は、ここまで。