匹夫之勇 婦人之仁(ひっぷのゆう ふじんのじん)〜2
とーとです。
短期休載と言いながら、ずいぶん休んでしまいました。
気づけば、キーボードにほこりがのっかってしまっていました。
私事ですが、とてもとても大切な存在を、喪いました。
まだ、精神的にも、肉体的にも回復できていません。
とーとの素性はわからないようにすることが、このブログを書く条件になっているので、詳しくは書きませんが、また、少しづつお話してゆきたいと思っています。
書きためておいた原稿から、少しずつ投稿して行きます。
しばらくは、今までのように、1日おきの投稿は難しいと思います。
とりあえず、前回の続きからお読みください。
ーーーーーーーーー続きからですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とーとです。
落ち込みがきつくなりました。
こういう時には、あまり、甘いものを食べないほうがいいと、インターネットで調べたら出てきました。
なるべく、納豆を食べるようにしていますが、甘いものはあまり食べてないなあ。
腸を元気にすれば、体が元気になるという話を信じて、納豆を食べ、ヨーグルトを積極的にとっていますが、もともと体が虚弱なのを、克服できずにいます。
さて、「匹夫の勇 婦人の仁」について、考えようか。
結論から言ってしまうと、強さも優しさも、ひとりよがりでは本当の強さでも優しさでもないということなんだろうなあ。
いくら力が強くても、それは本当に強いわけではない。
たくさんの、多彩な仲間たちがいる人には、ひとりきりの力では太刀打ちできない。
人を思いやり、その人が本当になにが必要なのか、なにをしたらうれしいのか、それがわからない優しさは、本当の優しさと言えないのだろうなあ。
強さや優しさを、自己満足で終わらせるのは感心できないね。
戦では「項羽(こうう)」は連戦連勝だった。個人では超人と言ってよい。でも、最後にはライバルの「劉邦(りゅうほう)」に敗れてしまう。
「劉邦(りゅうほう)」が「韓信(かんしん)」をひきたてたのをはじめとして、多くの人材を活かして、天下をとったのは、人の欲というものをよくわかっていたからなのだろう。
地位、名誉、領地を気前よく与え、他人の意見によく耳をかたむけた。
人の意見を聞くというのも大切なことだ。自分のためになるということばかりではない。この人は自分の言うことに耳をかたむけてくれるのだという、満足を与え、仮に意見が採用されなくても信頼関係が生まれるものだ。
逆にそのために、ピンチになったこともあったけど、やはり、周囲が彼を支えた。
天下を取った後の晩年は、人を疑う気持ちが強くなって、粛清を行うことが多くなってしまったけどね。
今までのブログの中で、何度も言ってきたことだが、
人は、一人では生きて行けない。他人との関わりの中で生きている。
きゅうくつでも、めんどくさくても、仕方ない。
逆に、人と関わっていけることは、幸せでもある。
相手の立場に立って、思いやる気持ちを持てれば、人間関係は少し円滑になれるような気がする。
あまり、背負いこんじゃうと大変なのでほどほどに。
とーとは、かけひきというのが苦手だし、あんまり好きではない。
このへんも
「商才がない」
そう、君に言われるゆえんでもあるのはわかっている。
なるべく、まごころをもって、人と接したい。
だから、相手を想いやろうとする。
これも、逆にきつかったりする。
そして、人嫌いになる。なんでだろう。
ほどほどに、ほどほどに。
今日はここまで。