刎頸(ふんけい)〜2
とーとです。
ユーチューブで、心が安らぐBGMを流しながら眠るのが日課になりました。
へんな暗示がされていて、洗脳されるのではないかと、最初はおそるおそるでしたが、少しでも気持ちが楽になるのであればまあいいかと、軽く考えて、心配し過ぎないようにしています。
少しは眠りが深くなってきたような気がしています。
いよいよ、このブログも、少しお休みに入ります。
よろしくおねがいします。
さて、刎頸(ふんけい)について。
藺相如(りんしょうじょ)と将軍は、お互いを認め合い、相手のためなら命はいらないという誓いをかわしたよね。
すごいなあと思う。
ただ、前に話した「知音(ちいん)」とは、少しおもむきが違うような感じがする。
知音(ちいん)とは、自分の全てを理解してくれる存在だと思う。
刎頸(ふんけい)は、志、目的を同じくする人同士の強いきずななのだと感じる。
藺相如(りんしょうじょ)と将軍。この二人は最後まで助け合い、国を守ったが、後の時代に同じような誓いを交わした人は、目的が達成される段階で仲違いしてしまった例もある。
藺相如(りんしょうじょ)は主に外交を担当し、将軍は軍事を担当したのかな。
車の両輪でどちらが欠けても国は立ちゆかなかったのだろう。
違った才能をおぎないあって、阿吽(あうん)の呼吸で物事をすすめていく。
共通の目的があればまとまりが出る。
君の良いところ、欠けているところを、とーとなりに見ているけど、違っていることもあるかもしれないけれど、君はもちろん完全ではない。
完全な人などいないだろうし、いても、たぶん本人はつまんないだろうし…。
欠けたものを、補い合い、助け合って進んでゆくのが人間だろうと思う。
そんな仲間を見つけてゆくこと。
君を認めてくれて、君が認めることができる人たちを探してゆく。
君が「自分がなりたい大人とはどういうものか」を模索してゆくなかでの、ひとつのポイントなのではないかと感じているのだけれどね。
大きなお世話かもしれないけど。
さて、このブログをはじめたのは、今の時点での君に、今の時点のとーとのことを少しでも伝えておきたかったのが一番の目的だった。
あらかたの話はできたような、まだ、伝えきれないことが山ほどあるような感じだけど、君はどう感じてくれたのだろうか。
のぞいていただいている方は、なにをお感じになるのだろうか。
まだまだ紹介していない故事成語はたくさんある。
まあ、心身ともに疲れているのも事実なのだけれど、
それ以上に、少し、君に伝えたいことを見つめ直したい。
そういうわけで、夏休みに入ります。
少しお休みしますが、再開しますので、よろしくお願いします。