とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

刎頸(ふんけい)〜2

とーとです。

 

ユーチューブで、心が安らぐBGMを流しながら眠るのが日課になりました。

へんな暗示がされていて、洗脳されるのではないかと、最初はおそるおそるでしたが、少しでも気持ちが楽になるのであればまあいいかと、軽く考えて、心配し過ぎないようにしています。

少しは眠りが深くなってきたような気がしています。

 

いよいよ、このブログも、少しお休みに入ります。

よろしくおねがいします。

 

さて、刎頸(ふんけい)について。

 

藺相如(りんしょうじょ)と将軍は、お互いを認め合い、相手のためなら命はいらないという誓いをかわしたよね。

 

すごいなあと思う。

 

ただ、前に話した「知音(ちいん)」とは、少しおもむきが違うような感じがする。

 

知音(ちいん)とは、自分の全てを理解してくれる存在だと思う。

 

刎頸(ふんけい)は、志、目的を同じくする人同士の強いきずななのだと感じる。

 

藺相如(りんしょうじょ)と将軍。この二人は最後まで助け合い、国を守ったが、後の時代に同じような誓いを交わした人は、目的が達成される段階で仲違いしてしまった例もある。

 

藺相如(りんしょうじょ)は主に外交を担当し、将軍は軍事を担当したのかな。

車の両輪でどちらが欠けても国は立ちゆかなかったのだろう。

違った才能をおぎないあって、阿吽(あうん)の呼吸で物事をすすめていく。

 

共通の目的があればまとまりが出る。

 

君の良いところ、欠けているところを、とーとなりに見ているけど、違っていることもあるかもしれないけれど、君はもちろん完全ではない。

完全な人などいないだろうし、いても、たぶん本人はつまんないだろうし…。

欠けたものを、補い合い、助け合って進んでゆくのが人間だろうと思う。

そんな仲間を見つけてゆくこと。

君を認めてくれて、君が認めることができる人たちを探してゆく。

君が「自分がなりたい大人とはどういうものか」を模索してゆくなかでの、ひとつのポイントなのではないかと感じているのだけれどね。

大きなお世話かもしれないけど。

 

さて、このブログをはじめたのは、今の時点での君に、今の時点のとーとのことを少しでも伝えておきたかったのが一番の目的だった。

 

あらかたの話はできたような、まだ、伝えきれないことが山ほどあるような感じだけど、君はどう感じてくれたのだろうか。

 

のぞいていただいている方は、なにをお感じになるのだろうか。

 

まだまだ紹介していない故事成語はたくさんある。

まあ、心身ともに疲れているのも事実なのだけれど、

それ以上に、少し、君に伝えたいことを見つめ直したい。

そういうわけで、夏休みに入ります。

 

少しお休みしますが、再開しますので、よろしくお願いします。