とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

東奔西走(とうほんせいそう)〜2

とーとです。

 

お題を「東奔西走(とうほんせいそう)」にしたら、効果絶大!

ますます、忙しくなりました。

 

仕事も、一度に3つ以上のことが来ると、パニックを起こすので、大変です。

いまのところ、メモをしながら、笑顔を見せる余裕もなくやってます。

 

そんななか、先日、息子の学校の「学校祭」をのぞかせていただきました。

 

なにより、上級生、下級生の境がなく、みんな和気あいあいとやっているのがとてもよかった。

お客さんを楽しませること。自分も楽しむこと。この両方ができていた。

いい学校に入れたなあと、ちょっぴり羨ましく思いました。

 

6つの謎を解くゲームに参加させていただいたのですが、苦戦の連続。

子供たちが簡単に謎解きをしていくの尻目に、頭を抱えて長時間格闘しました。

自分の頭脳がいかに硬くなっているかを痛感しました。

知らぬ間に、固定観念にとらわれて、柔軟さを失っています。

歳のせいにはしたくないけど、もっと柔らかにならなくてはならないようです。

 

ただ、「自らの立ち位置をしっかりしておかないといけない」というところとの兼ね合いが難しいような感じもします。

この感じ、わかる人にしかわからないと思いますけど。

 

さて、お題のことも、少し話しておこうかな。

東奔西走(とうほんせいそう)

文字通り、あちこち駆け回ること。

いい意味でね(^^)

 

「虎は子供のために千里を走る」と言われているそうだ。

「虎の子」とは、とても大切なものを意味する。

 

親が子供を思う気持ちは何者にも代えがたい。

 

とーとも、才能ない中で、君のために走り回っている。

別に恩に着せてるわけではないよ。

親ならば当たり前のこと。

とーとだけでなく、どの親も同じだと思う。

 

情けなくても、コケながらも、走り回っている。

そういう姿を、反抗期、思春期になると

「みっともない」「うざい」

などと感じることもあるだろう。

それはそれでいい。

君の成長の証だ。

 

とにかく、とーとは、どんくさく、駆け回っている。

商才は全くないからね(笑)

「要領良く」なんて今更できない。

なるべく信頼に応えることをこころがけている。

うまくいかないこともある。それでも、「誠心誠意」ことに当たりたいと心がけてはいる。

まあ、それだけだ。というか、そんなものしかない。

 

今までは、「子孫のために、何を残せるか」

というのが主流だったけど、

このごろは、「重荷になるものを、残さないようにする」

ということを心がけている人も増えてきたように思う。

 

西郷隆盛は、

孫子のために美田を買わず」(だったかな?)

そんなことを言っていた。

財産は、あえて残さないという考えだったのだろう。

当時としては異色な考えだったので、伝えられてきたものだと思う。

ものではなく、「生き方」を残したのかもしれない。

 

財産として残されてきたものとはいろいろある。

「家」は、

住む人がなくなり(空き家になり)、老朽化して、周りに迷惑をかけないようにするには解体に大きな費用がかかる。

取り壊して空き地にしても、雑草などの管理も大変だ。

買い取ってくれる人でもいればいいけど、条件によっては、マイナスの財産になってしまう。

「田んぼ、畑」は、

耕作する人がいなくなり、「耕作放棄地」として、社会問題化している。

血縁の付き合いも、昔は助け合いの基本だったけど、

今では、「煩雑化すると大変だから」と、なるべく簡素化する方向にあるような気がする。

 

とーとも、なるべく、負の遺産を君に残したくない。

しかし、あまり思うようにはいかなくて、歯がゆい思いをしている。

 

生き方なんて、残せるような立派なものにはほど遠いしなあ‥。

 

かくして、ばたばたと駆け回っている。

君の未来が、出来る限り「自由」であるために。

力不足ですまんm(_ _)m

 

今日はここまで。

それにしても忙しい、