とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

轉禍為福~4(近況報告)

とーとです。

 

以前から、体調がいい話はしたことがありませんでしたが。このところ特にひどくなっています。

特に朝方のうなされがひどい。

気力がわかない。

ミス、物忘れ、勘違い、なくしものなどなど。

 

疲れたなあと思います。

妻が倒れてから、気を張ってやってきましたが、臨界に達しそうな気配です。

今、前のめりに倒れるわけにいかないので、少しゆるめるようにしていますが、きついです。

持病が首をもたげてきているのがわかります。

 

ただ、今の時点で、特に仕事については、できないとは言えません。ある程度の無理はしなくてはならないのです。

これまで、積極的に仕事の幅を広げて、会社に貢献して、それなりの評価をいただいてきたと思います。根っからの組織人であることとは別に、それが、自分の未来に、家族の未来につながると考えているからです。

だから、今、ペースダウンすることは、今まで築いてきた居場所を失うことになります。家族の将来が閉ざされます。

そんなわけで、ますます、ぎゅうぎゅうと追い詰められます。

 

妻のことだって、当然真剣に向き合わなくてはなりません。

 

話をしていて、途中で、相手に何を伝えようとしていたのか分からなくなるという、まずい症状が出ています。

 

とにかく、なんとかしかくてはならないので、

お守りに、パワーストーンの「モリオン」のさざれ石を枕元に置きました。

次に、腸内環境を改善するサプリを発注しました。

腸は、脳に信号を送り、それを受けて、脳が体に指令を送るという関係にあるのだそうです。これは、効くかもしれません。「フラーシボ効果」かもしれませんが、期待しています。また、効果のほどは、お伝えしようと思います。

 

さて、今回も、故事成語とは離れて、勝手なことを言ってみる。

 

今、SNSが世の中を変えていってる。

コロナウイルスの蔓延で

テレワークやオンライン授業などが広がっている。

とーとなどは、

「ブログ、フェイスブックツイッター、インスタグラム」については、「アザラシ、セイウチ、トド、アシカ、オットセイ」以上に、何がどう違うのかわからず、君にあらゆる設定をしてもらって、細々とブログをときおり書く程度の日々でだ。

 

しかし、今は、そういったものが、世の中を動かす力を持っようになった。

 

トランプ大統領は、記者会見などあまりせずに、ツイッターで自分の考えを発信してる。メディアは自分の発信を正確に伝えないというのがその理由らしい。

 

わが国での、検事の定年人事をめぐる法案の成立を阻止する動きなどは、SNSの力を示したまさにその典型と言えるのだろう。

いわゆる「世論」というものを形作るうえで、このような媒介は、大きな力を持った。

しかし、力をもつことが、いいことばかりとは言えない。

検事の定年延長の問題だって、出された法案を決めるのはみんなが選挙で選んだ「議員」で構成される国会の場である。

選んだ人が、100%完璧でないけれど、よく考えて投票したか、何もしなかったか、そういう私たちが、ちゃぶ台をひっくり返すのであれば、責任ってどこにあるのだろうなあ。

 

この国には政治など信用しない土壌があるのではないかとも思う。

政治の力を最終的にあてにせずに、なんとか、互助協力で乗り切ってきたのかもしれない。

「政治家など信用しない」そう言っている人が多いようにも思う。自分で選んでおいて矛盾は感じていないんだよね。

 

補助金も、マスクも届くのが遅いね。

私のところは、このごろやっと10万円の補助金の申請書が届いた。

いわゆる「アベノマスク」は、まだ届かない。

 

こういうことを、行政の怠慢だとみんな思うだろうが、「マイナンバーカード」にあらゆる情報を紐づけしていれば、あらゆることがもっと迅速に行われたはずだ。

とーとは、そうしたほうがいいとは言っていない。

個人の情報を、行政に管理されるのを危険だと考えるならば、今の状態を受け入れるしかないだろうと思うのだよ。

行政は、人を管理する方向に動く。そのほうが効率的だからだ。しかし、それは、基本的に個人が持っている権利という部分に踏み込んでゆくことになる。

自由であることは、少し不便なものだ。

全国の郵便配達の方は、毎日頑張ってマスクを配っていてくれるのだと思う。

100%信用できない行政を作っているのは、私たちみんなの責任なはずだが、社会とは多重構造になっているのだね。

 

そして、SNSが持つ力のことについては、

誹謗中傷で、自らの命を絶ってしまった(らしい)女子プロレスラーの方のニュースも入ってきた。

心無い言葉を投げつけた人たちへの批判も高まっている。

ただ、そういうことをした人は、ほんの一部に過ぎないのだが、たくさんの言葉を何度も投げつけて、攻撃を繰り返すのだという話もある。

コロナウィルスに感染した人の個人名を特定して、正義を行ったと意気揚々としている人もいるようだ。

 

みんな、そんなに強いメンタルを持っているわけではない。

とーとなんて、今や、メンタル がたがたの状態にある。

浅はかな言葉に踊らされてしまうことのない、「自分」を確立することは、とてもとても大切なことで、行きつくところはそこしかないんだろうと思うけれど、願わくば、もっと人にやさしい社会になってほしいなあ。

 

コロナウィルス後の社会は、新しい生活様式の時代だ。

だけど、人と人とのふれあいまで奪う世の中には、絶対にしてはいけない。

言葉や文字以外にも、相手に伝わるものはたくさんあることを忘れないでほしい。

 

さて、話は少しかわるが、

コロナウィルスの世界的流行を自国の利益に利用しようとする動きが顕著になってきているのは君も知ってるとおりだ。

「親の死まで利用する」ような行為で覇権を目指しているとしか思えない行為がある。

したたかだが、結局、国際的な信頼を失墜してしまうのではないかなあ。

また、自分が選挙で有利になることを最大の目的にして、人を幸せにするという目的は二の次にしてしまい、目的と手段がが逆になっているように思える人もいる。

 

「災い転じて福となす」というのは、不幸な事態を利用して、一部の人が、他の人を欺いたり、虐げたりすることとは、真逆のことだよね。

でも、私たちは、この災難を通じて、少しずつ賢くなっていることを信じたい。

 

匿名でこのブログを綴っていることへの自戒をこめて……。

 

あー やっぱり疲れた。すこし横になろっと。

 

今日はここまで。