とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

累卵之危(るいらんのき)〜2

とーとです。

 

昨夜、YouTubeで聞いた話がよくなかった。

「マイナス思考を持っていると、潜在意識がマイナスの思考を持つようになるから、それが現実化してしまうよ」

これはまずい!

その改善策

・愚痴を言わないこと。

・悪口を言わないこと。

・他人の成功をねたまないこと。

・弱音を吐かないこと。

などなど。

 

でもねえ…。

そんな感情をため込んで、我慢しているのも苦しいんだよ。

聞く人が嫌な思いをするのもわかるんだけどね。

言わない方がいいのもわかるんだけどね。

 

この中で、可能なのは、

「他人の成功をねたまないこと」くらいかな。

これは、自己肯定の度合いが低いという意味で、逆に問題だよなあ。

 

そんなこんなで、夜は22時前に寝たんだけど、朝起きたのは9時過ぎだった。

「マイナスの言葉を発しないこと」

できるんだろうか?自問自答。

 

それで、ふらふら書店に行って、立ち読みした本には

「マイナスの感情は、出てきて当たり前。大切なのはためこまないこと」

「そういうものとして、客観的にうけとめてあげること」

そんなことが書かれていた。

 

いろんな人が、いろんなことを言っている。

 

そんなに簡単ではないのに、たやすく出来そうに言うんだけどね。

 

「幸せになりたい」

そんな誰にもある、当たり前の感情をどう現実にしてゆくか。

試行錯誤の日々は続く。

 

まだ出口は見えないのだが、あきらめないようにしよう。

なるべく「明るく楽しく」

 

さて、「累卵の危(るいらんのあやうき)」の脱線

 

日本は、昔、第2次世界大戦で負けた。

それを引きずって、アジアの諸国から、ことあるごとにさまざまな批判を受ける。

韓国との関係はこれまでにないほど悪化しているらしい。

「らしい」と書いたのは、報道の受け売りだから。実際、とーとだって、ずっと韓国と日本の関係を見続けてきたわけではないからね。

 

いまのところ、大きな戦争などに発展しないだろうとみんな思っているけど、

北朝鮮があって、中国があって、ロシアがある。アメリカがある。

 

それぞれの国が、「国益」のために動いている。

バランスが保たれなくなると、この先どうなるかわかんないんだよねえ。

軍事行動だけでなく、「国際世論」だって、政治的な働きかけでどんな風に動くのかわからない。

国家は、真剣に、その利益を追求するために、日々、汚いきれいなど関係なく、動き回っているはずだ。

 

韓国の人とも、中国の人とも、ロシアの人とも、個人間ではいいお友達になれると思う。

しかし、国家となると話は別になる。

 

利用できるものはなんでも利用する。

第2次世界大戦前までは、日本は、周辺の国を征服していった。

それは、征服された国には、大きな悲劇だったはずだ。

ただ、政治に利用する目的で、日本に対する反感をあおったり、教育してゆく行為もあるみたいだよね。

国家って悲しいものだとも思う。

 

すべて個人的な見解なので、異見があっても怒らないでほしいのだけれど。

 

集団は力だ。

しかし、集団は、それ自体が個人個人とは違う意思を持って動くものだ。

集団の利益になることは、「正義」だ。

 

会社だって、基本は「利益の追求」なんだから、国家のミニチュア版みたいなもんだよね。

ただ、最近は「コンプライアンス」なんていうのも大きく取り上げられてきているし、世間の反感を買うような行為はSNSなんかで拡散されて、すぐにお詫びの記者会見が開かれたりしてと、時代は変わってもいるのだろうね。

高度の情報化は、それはそれで恐ろしい、両派の剣であることを忘れてはいけないけれど。

情報に洗脳されたり、踊らされたりはしていないかい?

 

人は皆、幸せを望んでいる。

戦争なんて本当は望んでいないんだろうと思う。

ただ、思想や、宗教や、教育や、仲間ために、そういう方向へ走っていってしまうのだろう。

 

ウルトラマンに倒された怪獣は「悪者」なのだろうか。

地球侵略に来た宇宙人こそ、「人類は悪だ」などと主張したりはしないだろうか。

「正義」とは、そんなに薄っぺらいものなのだろうか。

 

今、世界は、「自分の国さえよければそれでよい」という風潮の中にある。

どこまで、この流れが続くのか、大きな目で見て、これが「幸せ」に近づくようには思えないんだけどね。

まさに、「累卵の危うき」にあるような気がする。

 

それでも、人は、学ぶことを知っているはず。

過去の多くの争いが、幸せなどもたらさなかったことを学べることを信じたい。

高め合うことはあっても、争い傷つけ合うことは、望んではいけないということも。

きれいごとなのかなあ。

 

君は今、学びの最中にいる。

なるべく広い視野を持って、あふれる情報に流されることのないようになってほしい。

なんか、今のところ、君の方が、とーとより視野が広いようにも思えたりするけれど。

 

早く風邪をなおしたいなあ。

早くネガティブから卒業したいなあ。

 

今、「累卵の危うき」世界のなかで、世の中が呼吸できているのは、神さま(仏様?:宇宙意思?)が絶対にいらっしゃるからだろう。

その存在は、きっと、君にも、とーとにも微笑みかけてくれるのだろう。

 

前に進もう。

 

今日はここまで。

次回はいつになるかわからないよ!