とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

国士無双(こくしむそう)〜1

とーとです。

 

絶好調のはずです。多分‥。

 

さて、いきなり本題の「国士無双(こくしむそう)」について話す前に、中国の歴史の一部を話す必要がある。

 

しかし、今回は、前振りになるので、特別、退屈な話をする。

いつも、退屈だろうけどね。

めんどくさければ、パス1を許す。

 

最初の中国の王朝は、「夏(か)」という国と言われている。伝説では、その前までは、血縁ではなく、徳のあると認められる後継者に政権を譲る時代が続いたとされる。これを、「禅譲(ぜんじょう)」と言ったりする。

 

あーあ、かたい話だ。学校の授業じゃないんだからね。

でも、もう少し簡単に続きを話す。ごめん。

 

「夏(か)」を滅ぼして王朝をたてたのが、「商(しょう)」で、その次が「周(しゅう)」なのね。

「周(しゅう)」は「東周(とうしゅう)」と「西周(せいしゅう)」に分けることが多いけど、今は話を先に進める。

「周(しゅう)」という王朝は、次第に力を失い、いくつかの国が覇権を争いしのぎを削る時代に入る。「春秋(しゅんじゅう)」「戦国(せんごく)」と呼ばれる時代だ。今まで語ってきた故事成語の多くがこの時代に生まれている。全部じゃないけど。

 

あーあ 退屈だねえ。

ここから、君たちが知ってる人物が登場して、中国を統一する。

「嬴政(えいせい)」と言ったら意地悪だね。「秦の始皇帝」のことなのだ。

 

「秦(しん)」という国が滅んだ後で、たてられた王朝が、「漢(かん)」になる。

君の苦手な「漢字」の「漢」だね。

 

これから後も、いくつもの王朝が興り、滅びして、中国は、現在は「中華人民共和国」になっている。

 

これから、しばらく、「漢(かん)」についてのお話におつきあいいただこうと思う。

なんで、こんなに、学校の授業みたいな感じで話を引っ張ってきたかというと、「漢」という国ができるのに、大きな功績のあった、「韓信(かんしん)」という人が、「国士無双(こくしむそう)」という、今回のお題の人だから。

 

国士無双(こくしむそう)」というと、マージャンで、めったにできない役(あがり方)の1つでもある。

しかし、とーとは、ゲーム類は、面倒でやらない。君にダウンロードしてもらった「モンスト」もいまだに手付かずで、マージャンも、大昔に誘われて、少しだけやってみたけど、どうやったらあがれるのか考えるのが面倒になって、手を引いた。根っからのめんどくさがりである。よく、このブログが続いているもんだ。まったく奇跡だ!

 

さて、本題にもどるけど、「国士無双(こくしむそう)」とは、「二人と並び立つことがないほど優れた人物」と言ったようなものだ。

この「韓信(かんしん)」という人は、「漢」王朝の最初の皇帝ではない。

「漢」が、中国を統一するのに、大きな功績があった人の一人である。

 

なぜ、皇帝になった人ではなく、この人を取り上げて行くかというと、この人のエピソードが故事成語の宝庫だからなのだ。

 

今回は、かたい話ばかりになってしまい、もうしわけない。

別に試験問題ではないので、覚えなくてもいい。

これからの話の、準備だったので許してね。

 

この、「韓信」のエピソードから、漢という国を成り立ちなどを紹介してゆこうと思っている。

次回からは、また、脱線するが今回は最後までまじめに終わる。

 

今日はここまで。

おつかれさま。