跖狗吠尭(せきくはくぎょう)〜4
とーとです。
前回は、全く本題に触れず失礼しました。
「本名をを変えたい!」という場合にどうなるか。知ってる人は知ってると思うけど、その話は次回にゆずって、今回は、
「盗跖の犬は尭に吠ゆ(とうせきのいぬはぎょうにほゆ)」について、ストレートに行きます。
といっても、余談なんだけどね。
その人が属する集団の中で、その集団にとって良いことをすればそれが「正義」とされるのが一般的でだよね。
団体スポーツも、チームの勝利のために貢献して、相手を負かすことが、大切。勝つのが目的だもん。
会社でも、ライバルを出し抜いて、ヒット商品を出したり、お得意さんを勝ち取ったりするのが、優秀な社員ということになる。
競争社会だけど、ルールというものはある。
前に、「宋襄の仁(そうじょうのじん)」のときも話したけど、ときには、ほどほどに勝つということも重要だったりする。
ときには、競争相手も存在しないと、かえって都合がわるいこともおこるんだよね。
ゲームは始まらないし…。
さてと、このことは、あまり語りたくなかったけど、避けてとおれないので、戦争の話に移る。
戦争はだめだ。当たり前だ。
とーとはこの歳になって、戦場にかり出されても、ものの役には立たないだろうし、殺されるのは嫌だし、相手を殺すのも嫌だ。
なにより、大切な君が、もし、兵士として戦地に向かわなければならないとしたら、絶望して死んじゃうかもしれない。
戦争はだめだ。
だけど、今も、世界のどこかで、戦闘が行われているのも事実だ。
国々の指導者たちは、自分の国の利益を最優先しているから、きれいごとは通らないのが、昔からの国際ルールだ。
だから、領地や権利をめぐって争ったり、勝手に基地を作ったりして、既得権を主張したりする。
兵士は殺人者だ。
「ひとりの殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が(殺人を)神聖化する」
チャップリンの映画の中のセリフらしいが、いろんな人が似たようなことを言っている。
実は、下書きの段階で、ここから、「靖国神社」について、結構長い文章を綴った。
しかし、この話は、今回のお題の時に述べるのはふさわしくないと思いなおし、相当の長文だったけど、削ってしまった。
また別の時に語ることもあるかもしれない。
泥棒の飼い犬は、尊敬されるようないい人に向かっても吠える。
相手が、いい人か悪い人かではない。
組織に貢献する、みんなの役に立てる。これはとても素晴らしいことだ。
でも、なるべくなら、組織のの飼い犬にはならないようにしたいね。理想論だけど。
君に、いい出会いと、いい人生が待っていることを祈る。
とりあえず、韓信(かんしん)シリーズは一区切りとする。
今日は、ここまで。