とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

跖狗吠尭(せきくはくぎょう)〜4

とーとです。

 

前回は、全く本題に触れず失礼しました。

 

「本名をを変えたい!」という場合にどうなるか。知ってる人は知ってると思うけど、その話は次回にゆずって、今回は、

「盗跖の犬は尭に吠ゆ(とうせきのいぬはぎょうにほゆ)」について、ストレートに行きます。

といっても、余談なんだけどね。

 

その人が属する集団の中で、その集団にとって良いことをすればそれが「正義」とされるのが一般的でだよね。

団体スポーツも、チームの勝利のために貢献して、相手を負かすことが、大切。勝つのが目的だもん。

 

会社でも、ライバルを出し抜いて、ヒット商品を出したり、お得意さんを勝ち取ったりするのが、優秀な社員ということになる。

競争社会だけど、ルールというものはある。

 

前に、「宋襄の仁(そうじょうのじん)」のときも話したけど、ときには、ほどほどに勝つということも重要だったりする。

ときには、競争相手も存在しないと、かえって都合がわるいこともおこるんだよね。

ゲームは始まらないし…。

 

 

さてと、このことは、あまり語りたくなかったけど、避けてとおれないので、戦争の話に移る。

 

戦争はだめだ。当たり前だ。

とーとはこの歳になって、戦場にかり出されても、ものの役には立たないだろうし、殺されるのは嫌だし、相手を殺すのも嫌だ。

なにより、大切な君が、もし、兵士として戦地に向かわなければならないとしたら、絶望して死んじゃうかもしれない。

戦争はだめだ。

だけど、今も、世界のどこかで、戦闘が行われているのも事実だ。

 

国々の指導者たちは、自分の国の利益を最優先しているから、きれいごとは通らないのが、昔からの国際ルールだ。

だから、領地や権利をめぐって争ったり、勝手に基地を作ったりして、既得権を主張したりする。

 

兵士は殺人者だ。

「ひとりの殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が(殺人を)神聖化する」

チャップリンの映画の中のセリフらしいが、いろんな人が似たようなことを言っている。

 

実は、下書きの段階で、ここから、「靖国神社」について、結構長い文章を綴った。

しかし、この話は、今回のお題の時に述べるのはふさわしくないと思いなおし、相当の長文だったけど、削ってしまった。

また別の時に語ることもあるかもしれない。

 

泥棒の飼い犬は、尊敬されるようないい人に向かっても吠える。

相手が、いい人か悪い人かではない。

組織に貢献する、みんなの役に立てる。これはとても素晴らしいことだ。

でも、なるべくなら、組織のの飼い犬にはならないようにしたいね。理想論だけど。

 

君に、いい出会いと、いい人生が待っていることを祈る。

 

とりあえず、韓信(かんしん)シリーズは一区切りとする。

 

今日は、ここまで。