犬猛酒酸(けんもうしゅさん)〜2
とーとです。
あいかわらず、朝のまどろみが、気持ち悪くて困っています。
運動不足かもしれないけど、毎日がいっぱいいっぱいなのですよ。
ブログ書くのやめて、ウオーキングでも始めればいいのかなあ。
さて、「犬猛々しくて酒いたむ」の続き。
お酒が売れない原因が飼っている犬のせいだとわかっても、その犬を処分するのはむずかしいよね。
小さい頃から可愛がってきた犬だから。
犬でも、猫でも、うさぎでも、亀でも、可愛がって育てていると、それはもう家族だ。
手放すなんてできない。
これが、政治の例え話になると、さらに深刻だ。
王様の目をふさいでしまう家来を、遠ざける。あるいは、追放する。極端な話としては、罪を犯した見せしめとして処刑する。
長年にわたって、辛苦をともにしてきた家来であったら、情がじゃまして、そう簡単にはいかないね。
家来も、長年の自分の築き上げてきた地位を失うのが嫌なので、王様の前に、自分の地位を脅かすような存在を近づけたくはなくて、目隠しをしているはずだ。
しかし、身内だけならいいけど、政治とは公(おおやけ)の場だ。
馴れ合いは許されない。
馴れ合いの心を持った時点で、政治は腐り始める。
意味なく反対し、スキャンダルを掘り起こすのもうんざりだが、緊張感がないのも困るよね。
そういえば、最近、政治の世界も、個人のスキャンダルを取り上げることが多い。
時々思うのだけど、政治家って、みんなが住みやすい世の中を作るために存在してるんだよね。
プライベートのなかで、少しくらいの過ちがあってもいいんじゃないのかと、時々思ったりする。
マスコミが大々的に取り上げ、見識があるのかよくわからない「コメンティーター」とか呼ばれる人たちが、勝手に批判して盛り上がっている。
政治家も、それに追随して、国会の場で取り上げたりしている。
しっかり議論して、いい法律を作って、世の中を良くするという本来のあり方が、後回しにされていると感じるのは、とーとだけだろうか?
政治家にふさわしい品位とかいうけれど、そんなもの、幻想に過ぎないのではないかなあ。
批判している人は、品行方正で、高い品位を持っているのだろうか?
人間だもの、欲はある。
でも、世の中を少しでもよくして行きたいという情熱ある人に、政治をお願いしたいね。
駆け引きや、策略や、足のひっぱりあいばかりをみていると、多少、乱暴だったり、異性にだらしなかったりしても、みんなのための政策をどしどし打ち出せ人を応援したいなあ。
どこかに、そんな人いるのかなあ。
そこまで言うなら、お前がやったらどうだって?
器にあらず!(小心で怠け者です)
でも、マスコミで叩かれている人をみたら、少し、自分を省みてから、ものを言った方がいいよ。
「汝らの中、罪なき者、まず石をなげうて」(聖書より)
今日はここまで。