先憂後楽(せんゆうこうらく)〜1
とーとです。
今年もよろしくお願いします。
昨年6月からこのブログを始めましたが、投稿数が、88件にのぼりました。
末広がりで縁起がいいですね。
年末も忙しかったです。
お酒を飲むのにも忙しかったですねえ。遊んでるように見えるかな…。
大みそかに、ラーメンの食べおさめをしようと出かけましたが、1件目、2件目と「12月31日と1月1日はお休み」で、ようやく3件目で、めでたくラーメンにありつけました。
1月1日も営業などという店も少なくなくなっている中で、「年越しそばの代わりにラーメンで」などという人もありそうなのに、31日がラーメン屋さんがお休みというのも、なんか、不思議な気がします。
最近は、人手不足で、人材確保が難しくなってきて、働き方改革なんていうのも浸透している時代だから、12月31日、1月1日とお休みする飲食店も出てきてるのかもしれません。
とーとの田舎では、昔ながらの風習で、31日の夜の食事を、「年越し」と呼びます。
日が暮れたら、その日は終わりで、日が昇ると1日が始まる。
そんな時代には、深夜0時に新しい年が始まるという感覚は薄かったようです。
大みそかの夜、これが、各家のお祭りみたいなものです。
いつもより豪華な食事を終えると、年が改まったと解釈して、子供達にお年玉が配られたりします。
新しい年は、家で、神様とともに迎えるものだという感覚がまだあり、そのせいか、新年を海外とか、温泉地とかで過ごされる方々の気分が理解できないでいます。
その土地には、その土地の文化がありますし、旅行会社や、旅館、観光業の方の邪魔をする気持ちはまったくありません。いい気分で新しい年が迎えられればなによりですよね。
暮れも正月も関係なく、お仕事をされている人も多いと思います。
おつかれさまです。ありがとうございます
いろんなかたちで、新年を迎えられたことと思いますが、どうぞ、今年が良い年でありますようにお祈りします。
さて、お題の「先憂後楽(せんゆうこうらく)」
なぜ、このお題にしたかというと、大みそかに食べたラーメン屋さんの店名が「幸楽苑(こうらくえん)」だったから。(くだらねー などと言わないように!)
干支にちなんで、「猪突猛進(ちょとつもうしん)」とういのも考えたんだど、まあ、なんというか、新年早々、騒々しいのも遠慮しておことにした。
「先憂後楽(せんゆうこうらく)」とは、
「天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに遅れてたのしむ」という、昔の中国の人が述べた言葉だ。
まず、みんなが心配しはじめる前に、注意を怠らず、心を配って対策を考える。
みんなが楽しんでから、ようやく安心して、自分も楽しむ。
こんな心がけをもって、物事にあたらなくてはならないという意味で使われたのだが、それから、意味が転じて、
「先に苦労しておけば、あとから楽ができるよ(^_^)」
という意味にも使われるようになった。
とーととしては、もともととの意味の方が好きなんだけどね。
先に苦労しておくといえば、とーとにとって、去年は、本当に大変な年だった。
去年だけでなく、ここ数年、本当に自分でもよく乗り越えてきたなあと思う状態が続いてきた。
いろいろ、あがいて、結局、なるようになっていった。
少し自分の無力を感じるけど、直接、役に立たなかったことも多かったけど、これが、今日のとーとを作っているのだろうとも思う。
人生とは、偉大な無駄の繰り返しなのかもしれないねえ。
ここ数年の大変な年が、今年は、いい方に花開くとおもう。
苦労しないと、幸せになれない。
苦労しないと、立派な人間になれない。
そんな考え方には賛成できないけど、
大変な時期を、あきらめずにすごしてきたことが、絶対に無駄にはならないということも信じたい。
充実した1年を送りますよ。
君のおかげで、これまで、通りぬけてこられた。
今年もよろしく。
今日はここまで。
今年もよろしく。