とーと通信

50代後半の父親が息子に語るブログです。よろしければご覧になってください。

亡羊補窂(ぼうようほろう)〜2

元気かい? とーとだよ。

 

さて、羊が逃げてから檻を直しても遅くないという故事成語についてつづきを話そうか。

 

この言葉と全く反対の故事成語のひとつに「覆水盆に返らず」という有名なものがある。復縁を迫った奥さんに、お盆に入れた水をこぼして、元にはもどらないんだと諭した話だよね。

 

やってしまったことは取り返しがつかないのは全く真実だ。

でも、それであきらめないこと、そうすればまだ挽回の機会があるという言葉にとーとは希望を見つけた。

 

とーとは、心の病気をして、物事を決められずに、多くのチャンス、可能性をスルーしてしまってきたように思う。

「チャンスの女神の後ろ髪は短い。」という言葉がある。すぐに直感で決めないともうチャンスは巡ってこないといいうことらしい。

悩んで決められず、いろんな可能性が通り過ぎてゆくのを、半ば悔しく、半ば無気力に過ごしてきた。

 

もともと、綿密な計算と大胆な失敗から「石橋をたたいてふみはずす」との評判の高いとーとである。

要するに決断が遅いのだね。

 

少し余裕が出てきたところで、どうなるか、続けられるかわからないブログを始めてみようと思い立った。これは、直感で決めたよ。今まで、悩んで結局やらなかったことだらけだったからね。

調べることはあとにして、とにかくやってみることを決めた。

君や、色々な人の大きな手助けがあって、なんとか進み始めている。

 

うまくいかなかったことは現実としてある。それを次にどう活かしてゆくかだと思う。しっかり考えて、果断に行動すれば、挽回のチャンスは絶対にある。そう信じている。

 

失敗というのはない。うまくいかなかっただけだ。やり直せばいい。

有名な言葉のように思う。申し訳ないが、誰が言った言葉かさだかでない。

 

直感を磨くのは大切だね。とーとはいまだに苦手だけど、「変わろうと思えば年齢は関係ない」とやはり誰だか覚えてない人が言っていた。

とにかく、かじってみようか。甘いか、苦いか、すっぱいか。まずければ、調味料を変えればいいだけだ。そうして、直感を磨いてゆく。

 

羊が逃げた後、檻を直した人は、きっと、もう羊が逃げることもなく、新しい羊を手に入れて豊かに暮らしたに違いない。

 

今日はこのへんで。